基本的には、授乳を辞めると、最初の48時間は1日母乳量を作るのが止まらずに、張り返します。
ですから、卒乳•断乳•部分断乳の経過は、1日母乳量に由来します。
左右個別に進みますので、母乳量が少ない方が、先に進んでいきます。
この時期は、張りを均一にする必要があります。
乳首を速いスピードで搾乳すると刺激になり、張り返ししやすくなるので、乳輪や胸の付け根からおにぎり絞りをして、全体を同じくらいに調整します。
なるほど、おにぎりみたいに絞ればいいのねって思っていても、実際に張りが強くなってきてから調整しようとしても母乳が出せないと、張りが強くなり大変です。
事前に、授乳前におにぎり絞りをやってみましょう。
胸の付け根をずらして付け根を整えてから、乳輪のむくみを取り、両手で胸の付け根をじわっと圧迫して、全方向から母乳が出てくるか確認します。
もし、おにぎり絞りで、母乳が出なくても、乳輪を背中側に押して、全方向から母乳が出ればOKです。
この段階で、出せない方向があるようなら、断乳するとしこりが大きくなったり、痛くなったり、乳腺炎になるほど圧が高くなることもあります。
そういった場合は、乳頭乳輪のケアを行って改善しましょう。
それでも中々改善しない場合は、事前にソフトニング母乳ケアを受けるか、zoomや LINEなどでご相談下さい。
白斑を繰り返したり、しこりが取れない方、乳腺炎など、おっぱいトラブルがある方は、助産院に通いながら卒乳断乳するのがオススメです。
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