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執筆者の写真徳永助産師

【ソフトニング母乳ケア助産院監修】WHO母乳育児ガイドラインについて

目次:

WHO母乳育児ガイドライン

ママは知らずに産後すぐから哺乳瓶を使っていることが多いので、出たら母乳をあげたいというママは、退院後母乳が増えないことに悲しむ方も多いのです。

人工乳を哺乳瓶で与えることは、おっぱいや赤ちゃんにとってとても大きなことです。

人工乳を哺乳瓶で与えると、赤ちゃんが満腹になって授乳の機会が少なくなります。

母乳は出された分を作るシステムです。

特に、出産直後から9日間は刺激で母乳を作るプロラクチンを保つ必要がある大切な時期です。

人工乳を哺乳瓶で与えることは、母乳を減らしたり、哺乳瓶の飲み方が上手になって、飲み方の違うおっぱいを上手に飲めなくなることが多々あります。

医学的に人工乳が必要な場合は、胸のセルフケアを行なって、胸を刺激していく必要があります。


授乳や搾乳などの乳頭刺激は、母乳を作るプロラクチンが、妊娠前の量に減ろうとするのを引き上げることができます。


頻回授乳が良いと言われても、母子同室でなかったり、ママの体調が悪かったり、うまく吸わせられなかったり、赤ちゃんが入院したり、小さく生まれたり、状況は様々です。

でも、そんな時には、乳頭刺激を回数行って、胸を刺激しましょう。


胸が張り始める36〜96時間の前であれば、母乳は滲む程度かもしれませんが、反応して乳輪周囲のモントゴメリー腺が、ボツボツと盛り上がってくるまで行います。


刺激で母乳がポタポタ出るようになっても授乳できない場合は、母乳を出した分作るシステムを利用し、乳頭刺激+赤ちゃんに必要な量の搾乳に切り替えます。


強く張る2〜3日は、赤ちゃんに必要な量+胸の調整で絞る必要があるので、その期間の絞り方は、オンライン講習の基本とセルフケアをご参照ください。

大人も、舌の上にストローがしっかり乗らないと、飲みにくいですよね。

同じように、赤ちゃんの舌先だけ吸わせても、乳頭の、皮を引っ張って痛くなるだけで、上手に吸えませんし、上手に刺激できません。


乳輪の掴みにくさは、赤ちゃんの吸いずらさです。

このセルフケアは、赤ちゃんが吸いやすいかどうか確認しながら、いろいろな方向に行います。硬いところは力を入れずに回数を行い、ほぐします。

親指の第一関節まで摘めれば、あなたの胸は、赤ちゃんの舌の上に届く柔らかさと伸びがあるということです。


赤ちゃんが飲む時には、乳首が小さいとか陥没しているということとは関係なく、乳輪が柔らかく伸びて、舌の上に届くように、下唇を深くくわえることが必要です。


陥没であれば、乳首の表面が出やすい方向から授乳する必要がありますし、このセルフケアも、乳首の埋もれている表面が現れる方向を意識して行います。


乳首が小さい場合は、下唇を深く吸わせやすいフットボール抱きを取り入れてみるもの一つの手です。

赤ちゃんは、ママの胸の吸い方を覚えて、コツを掴めば良いわけです。



授乳や母乳のことを出産前に知っておくことは、とても大切なことです。

検索すれば色々と出てきますが、その元になる情報が、誰か1人に当てはまる情報なのか、自分や皆に当てはまる情報なのかによって、色々惑わされてしまいます。


こちらのホームページは、そういった面からもおすすめです。

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