乳頭と乳輪が、赤ちゃんが吸いやすい状態か確認しましょう。
乳頭が赤ちゃんの舌の上まで届くためには、乳頭の大きさや柔らかさや伸び、乳輪の柔らかさや伸びが必要です。
陥没乳頭や短い乳頭でも、乳輪が柔らかく伸びれば、赤ちゃんはしっかり吸えます。
乳頭の形が良くても、乳輪が硬ければ滑って先だけ吸いがちです。
赤ちゃんが吸いやすい状態か、乳首をチェックしてみましょう。
<胸のチェック> ① 親指と人差し指と中指の3本を使用します。 ② 乳首から乳頭を3本指で縦につまんでみましょう。 ③ いろいろな方向からつまんでみて、つかみやすさをチェックします。
<つかみ難い乳頭のケア> ① 右の胸なら、乳頭が前を向くように右手で胸を支えます。 ② 左手の親指の一つ目の関節のしわのところまで、乳首に3本指をソフトに添えます。 ③ 置いた3本指で、乳輪を背中側に3秒3回ほど押します。 ④ 指が滑らないように注意しながら、3秒3回ほどつまみます。 ⑤ 3方向位に分けて行います。
授乳は、赤ちゃんの探索反射を利用します。 赤ちゃんのお口の周りを指や乳首でトントンすると、お口をあけてイヤイヤみたいにしながら乳首を探します。
大きなお口をあけて、舌が下がって少し見える状態になったら、この瞬間を狙って乳頭が舌の上に乗るように赤ちゃんの口の中の上奥方向に吸ってもらいましょう。
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